<天皇杯:磐田1-1(PK5-3)京都>◇10日◇3回戦◇ヤマハ

 磐田はJ2京都に大苦戦。延長後半に磐田MF山本康裕(22)が先制点を挙げたが、終了寸前に追いつかれると、PK戦を制した。

 磐田は前半序盤から京都のハイプレスに手を焼いた。相手はJ2で3連勝している勢いそのまま、高い位置でのボール奪取を目指して圧力をかけてきた。磐田は最終ラインから組み立てを図るが、中盤でボールを失う場面が続き、効果的な攻撃はできず。同29分にはセットプレーからクロスバー直撃のシュートを浴び、ピンチを招いた。

 この日は6日の清水戦からスタメン9人を変更した。ハーフタイムに森下仁志監督(40)は「攻守ともに自分たちから仕掛けること」と指示。メンバーを大幅に入れ替えたが、これまで通りのスタイルを貫くことを強調した。後半は一転して磐田が主導権を握る。同10分には左サイドを突破したMF山田のクロスにFWハンが抜けだし左足でシュート。同12分には右クロスを山田がダイレクトボレーで合わせた。運動量が落ち始めた相手を徐々に追い詰めた。

 無得点のまま延長後半を迎え、京都1人退場で数的有利となると同4分、山本康がFKを放り込んで勝ち越した。しかし、勝利目前、追いつかれてPK戦に。何とか全員が決め5-3で勝利した。15年ぶりに敗れた昨年に続き、3回戦で敗退する危機を乗り越えた。