仙台FW中原貴之(27)が、20日のホーム浦和戦で2試合連発を狙う。前節6日のG大阪戦では後半27分の途中出場から得意のヘディング弾。劣悪な芝の状態から、パワープレー要員として若干早めの投入となった中で結果を出し「自信になった。これからも時間をくださいとアピールできたかな」と笑う。浦和戦もベンチスタートが有力だが、J2時代の09年に「4試合連続途中出場ゴール」のJリーグ新記録を樹立した男。「どういうわけか、入る時は入るし、入らない時は入らない」と自然体で出番を待つ。
現在チームはJ1通算199ゴール。“準生え抜き”として少しだけ、メモリアル弾に色気をのぞかせる。06年こそ期限付き移籍した新潟で過ごしたが、03年高卒同期入団のMF菅井とともにチーム最古参となっているストライカー。「誰が決めてもいい。僕より先に(赤嶺)真吾くんたちにチャンスがある」としながら「この間も(G大阪戦)結果的に決勝点になった。欲張らずに狙いたい」と、最後は本音がこぼれた。
J2熊本にまさかの敗戦を喫した10日の天皇杯では、延長前半にGKと1対1になる絶好機を外した。「FWとして、勝敗に関わるミスをした」と猛烈に悔やんでいる。ホームでの上位対決という燃える舞台で、名誉挽回の一撃をたたき込む。【亀山泰宏】



