浦和のペトロビッチ監督(55)が、約1時間半の異例の長時間ミーティングで広島戦へ結束力を高めた。17日は昨季まで約6年間率いた首位広島と対決(埼玉)する。ACL出場圏内の3位を守るため負けられない。

 アップを済ませた選手の体が冷めてしまうほどの長さ。分析や対策の他に「平常心で戦おう」と精神面の話を繰り返した。DF槙野智章(25)は「1番、対決を意識しているのは監督かもしれないが、その気持ちは選手にも十分に伝わっている」と言った。

 15日までに前売り券が4万2000枚を超えた。今季最多だった9月22日G大阪戦(0-5)の4万6046人も見えてきた。ホーム埼玉スタジアムでは、8月18日鹿島戦(2-1)以来、約3カ月間勝ち星がない。槙野は「今季のベストゲームをしたい。最高な時間にしたい」。