レアル・ソシエダードの地元紙がベティス戦の後半途中にピッチを退いた日本代表MF久保建英(24)について、「あんなにも早く交代させられたのは驚き」と寸評した。

Rソシエダードは9日にホームで行われたスペインリーグ第35節でベティスと対戦した。2試合ぶりにスタメン復帰した久保は、立ち上がりからいい動きを見せて味方と連係し、オスカルソンに3度好パスを出すがいずれも得点につながらず、後半9分に交代した。

チームは前半39分と後半2分に失点した後、後半34分にオスカルソンが左サイドからのクロスをゴール前で合わせて1点返すと、後半アディショナルタイムにオヤルサバルがPKでスペインリーグ通算100点目を記録し、2-2で引き分けた。土壇場で勝ち点1を追加したことで暫定8位に浮上するも、リーグ戦でここ5試合勝利がなく、欧州チャンピオンズリーグ復帰の可能性がついえた。これにより、来季は国王杯優勝で出場権を手に入れた欧州リーグに2季ぶりに参加することが確定している。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは後半の早い時間に退いた久保について、「重大なボールロストを犯したものの、決定的チャンスにつながる素晴らしいパスを3本出した。あんなにも早く交代させられたのは驚きだった」と寸評し、6点(最高10点)をつけた。

同紙は同点のPKを誘発したバレネチェアをMVPに選出し、チームトップの7点(最高10点)と評価した。続いて、レミーロ、セルヒオ・ゴメス、オスカルソンが久保と同じ6点、エルストンド、ジョン・マルティン、ゴロチャテギ、オヤルサバルが5点、チャレタ=ツァルとカルロス・ソレールがチーム最低の4点。パブロ・マリン、スチッチ、カレラは出番が短く評価なしとなった。

Rソシエダードはこの後、14日にアウェーで行われるスペインリーグ第36節で、暫定ながら降格圏一歩手前の17位に沈むジローナと対戦する。(高橋智行通信員)