清水のMF杉山浩太(28)が新主将に就任することが3日、決まった。鹿児島キャンプ2日目の午前練習後にアフシン・ゴトビ監督(48)が指名。同クラブの生え抜き選手として“初代主将”となる杉山も「自分と向き合って、できることをやります」と決意表明。イレブンには、明日5日に行われる水原三星(韓国)との試合前に正式に伝えられる。

 清水の新リーダーは、下部組織出身選手として初の主将となるMF杉山に決まった。午前練習を終え、取材に応じたゴトビ監督が「(杉山)浩太は選手やスタッフだけでなく、サポーターも含めて全員から厚い信頼を得ている。主将に値する選手だ」と指名した。

 第11代主将になる杉山は「全員でチームを作っていく上でのきっかけになればと思う。生え抜き選手として初めてなので、下の子たちの希望にもなっていけたら」と、意気込みを語った。この日行われたミニゲームでも指揮官の期待に応えるように、中盤の位置から積極的に声を出して統率した。

 杉山にとって主将はユース時代以来となるが、昨季もMF小野伸二(33=ウエスタンシドニー)の移籍後からゲーム主将を任されてきた。08年から期限付き移籍した柏時代にも同経験があり「やることは変わらない」と話す。その言葉通り、今季に入ってからも26日の始動初日からランニングで先頭を走るなど、リーダーシップを発揮してきた。

 昨年大幅に若返りを図ったチームの平均年齢は23歳を下回る。さらに、今オフにFWバレー(31)の獲得やレンタル組の復帰などメンバーも大きく入れ替わった。杉山は「海外選手も多く、年齢の幅も大きい。できることは多くないかもしれないけど、とにかく一生懸命頑張ります」と誓った。悲願のリーグ制覇へ。1歩ずつ「ヤングエスパルス」の道しるべとなる。【前田和哉】