清水は9日、U-17日本代表と練習試合(45分×2本)を行った。控え組や練習生を中心に構成されたメンバーで、格下を相手に5-2と、きっちり勝利。中でも、下部組織出身のFW柏瀬暁(19)が1得点、FW加賀美翔(18)も2アシストと必死のアピールを見せた。

 同時に先発した2本目の5分、右サイドを駆け上がった加賀美が正確なクロスを供給。これを中央で待ち構えた柏瀬が、頭で合わせてゴールネットを揺らした。柏瀬は「FWとして最低限のことはできた」。同35分に5点目もアシストした加賀美も「得点に絡めたことは1つアピールになったと思う」と胸を張った。

 2人は、今年の始動後に三保で行われた練習試合には出場したものの、鹿児島キャンプでは出番を失っていた。柏瀬は「ずっと悔しい思いがあった」。その胸に秘めた思いを少ないチャンスの中で結果で示した。

 今季の目標として、柏瀬は「A契約」、加賀美は「石毛(秀樹)に肩を並べること」とそれぞれ掲げる。試合後「もっと相手の裏へ抜ける動きを増やしていかないと」と柏瀬。加賀美も「もっとゴールへ直線的に向かっていきたい」と、今後待ちかまえる激しい定位置争いを見据え、反省も忘れなかった。【前田和哉】