磐田は11日、鹿児島・鴨池陸上競技場で浦和と練習試合(前後半35分)を2試合行い、ともに0-1で敗れた。主力が出場した2本目は、DF伊野波雅彦(27)チョ・ビョングク(31)菅沼駿哉(22)の3バックで、前線はFW前田遼一(31)山崎亮平(23)の2トップ。日本代表の伊野波と前田が初めて主力組の試合に出場した。
磐田同様、3バックの浦和はDF槙野智章(25)が高い位置に上がり、磐田は右サイドのDF駒野友一(31)が封じられた。逆に、山崎が中央突破しシュートを放つなど、中央を崩しての好機はあったが決められなかった。得意のクロスを1本も出せなかった駒野は「自分の武器なので上げられなかったのは物足りない。相手の方が数的優位を作って攻めて、自分たちの崩しがまだまだ足りない。でも逆にいい形で、シーズン前に課題がみつかった。しっかり修正していきたい」と話した。
守備は槙野の直接FKの1失点に抑えた。森下仁志監督(40)は「守備はこれまでの練習試合でも完全に崩されてないので計算できる」と手応えを口にしたが、攻撃では「中央を割る大きなチャンスがあった中で(決める)精度を高めていかないと。中の作りを上げないと外も使えない。そこはもう1つ上げていかないと」と振り返った。
センターバックを務めた伊野波は「完全には崩された部分はなかったし、いい段階には入ってきている。ただ、コマちゃん(駒野)を生かせなかった。そのために、味方のために走るプレーも大事になってくる。そこも話し合って増やしていけばレベルアップできる」と話した。【岩田千代巳】



