横浜は15日、横浜市内でJ2群馬と練習試合を行い2-1で勝ったが、不安の残る内容となった。中盤は、練習でも試したことがないというダイヤモンド型の布陣。トップ下に入った元日本代表MF中村を起点に、両サイドハーフの中町と兵藤が積極攻撃をみせた。しかしボールを奪われると、アンカーの富沢が守備に奔走。左右へ揺さぶられ、再三ピンチを迎えた。樋口靖洋監督(51)は「(試合の終盤に)前線の枚数を増やしたり、または7人で守ったりという形を試したかった。でもあまり機能していなかった」と辛口。中村も「両サイドが上がった時の守備が難しい」と納得していなかった。