清水MF八反田康平(23)が、恩返し弾を狙う。明日10日のナビスコ杯は、筑波大時代の恩師・風間監督率いる川崎Fと対戦(午後7時=等々力)する。8日、完全非公開で約1時間半の調整を終えると「出場できればプロになって初めてなので、やっぱり出たい気持ちは強い。『下手になったな』と言われないようなプレーを見せたい。楽しみです」と、先発出場に強い意欲を見せた。

 今でも心に残っている言葉がある。大学4年間、風間監督からは「ボールをしっかり止めて、しっかり蹴れ」と、基本の大切さを徹底的に教え込まれた。八反田は「ファーストタッチがしっかりできれば次のプレーにもスムーズに移れるし、ボールを失うことはない。これはプロの世界でも大事なことだし、今の自分の武器になっている部分でもあると思う」と話す。

 今季、ナビスコ杯甲府戦では、U-17日本代表時代に指導を受けた城福監督の前で先制点を決めた。八反田は「風間さんの前でも決めたいですね。やっぱり、それが一番の恩返しになると思う。チームとしても鳥栖戦(今季初勝利)の流れを断ち切らないようにしたい」と力を込めた。【前田和哉】