<ACL:全北現代2-2浦和>◇1次リーグF組◇9日◇韓国全州
1次リーグ突破へ痛すぎるドローだ。浦和は敵地で2点先行しながら押し切れなかった。前半終了間際から防戦一方になり、後半6分とロスタイムに失点した。相手CKからのヘディング、直接FKとセットプレーから2度ポストに救われる幸運を生かせなかった。
出足は良かった。前半3分に柏木のCKからDF那須大亮(31)が頭で合わせて先制。7分にMF宇賀神のシュートのこぼれをMF梅崎司(26)が押し込み2点をリードした。
負けなかったとはいえ、リードを守れない展開は3日の試合と同じ。ペトロビッチ監督(55)は「ロスタイムの失点は残念。ただ試合を通してみれば良かった。全北は崩した形ではなく、この前の試合(1-3)と合わせて5点取った。逆に我々は相手を崩したシーンを作ったが2試合で3得点。それもサッカーだ」と淡々と振り返った。前後半で違った主審の判定基準にもナーバスになった。DF森脇は「あれがアジアのレフェリー」と語ったが「勝って帰るのと、引き分けて帰るのは違う」と悔しさをにじませた。
梅崎は「勝ち点1を取れたことで次につながる」と切り替えた。6戦中4戦を終えて3位。広州恒大(中国)は勝ち点10まで積み上げ頭1つ抜けた。浦和は勝てば2位に浮上しただけに、痛恨の引き分けだった。次はホームで広州恒大戦。最終戦は敵地でムアントン(タイ)戦が待つ。敗戦を免れたのは幸いでも情勢は厳しい。残り2戦で白星を並べて、全北現代の取りこぼしを待つしかない。




