<J1:清水1-2新潟>◇第9節◇3日◇アイスタ

 清水のホーム、アイスタがオレンジサポーターのため息に包まれた。ゴールデンウイークに迎えたホーム2連戦の初戦で新潟に敗戦。試合後の会見で、アフシン・ゴトビ監督(49)は「非常にがっかりする結果。我々の試合だった前半に、決めきらなければいけなかった」と、がっくり肩を落とした。

 現在の課題を突きつけられた90分間だった。序盤から圧倒的に主導権を握り、何度も好機を演出した。しかし、前半10分、同29分に迎えた決定機をMF石毛秀樹(18)が外した。公式戦3戦連続ゴール中の、頼みのFWバレー(31)も徹底マークを受けて“仕事”をさせてもらえない。シュート1本で前半を終えた。

 流れの良い時間帯を逃すと、後半7分。スローインから一瞬の隙を突かれて先制点を献上。同13分にも立て続けに追加点を許した。立ち上がりの勢いは消え、同39分にDF平岡康裕(26)が、FKから1点を返すのが精いっぱいだった。

 4月の公式戦6戦無敗(4勝2分け)は、同6戦5発と覚醒したバレーが支えた。ただ、エースといえども毎試合ゴールを決められるわけではない。新たなヒーローが生まれない限り、上位進出は望めない。平岡は「良いリズムでチャンスはつくれていた。ただ、きっちり決めなければこういう展開になる。バレー頼みになりすぎている現状に、全員がもっと危機感を持たないと」と厳しい表情で振り返った。中2日で迎える川崎F戦で真価が問われる。【前田和哉】