<J2:東京V2-1神戸>◇第14節◇12日◇国立
東京Vが、聖地・国立でかつてと同じ輝きを見せた。首位神戸を相手に、元日本代表FW高原直泰(33)が先制、決勝と2ゴール。親友・小野伸二(33=ウエスタンシドニー)が見守る前で、健在ぶりを証明した。
高原の表情が試合中の険しいものから、満面の笑みに変わった。お立ち台で小野について聞かれると「伸二の前で良いゲームを見せられて良かった」とうれしそうに話した。清水でプレーした11年5月22日、大宮戦以来の2ゴール。小野も「相変わらず、すごい。頑張っている姿を見て刺激を受けました」とたたえた。
中央のドリブル突破から倒されPKを獲得した1点目。静岡・清水東高時代の1年後輩、右MF森のクロスを、胸トラップから右足で決めた後半ロスタイムの2点目。いずれも、代表時代の高原をほうふつとさせた。三浦監督も「ぜひ(代表スタッフに)足を運んでもらって確認してもらえれば。タカも今日の姿を継続していけば、素晴らしいことにつながると思う」と話した。
国立での川崎-横浜M戦(現在の東京V-横浜戦)でJが産声を上げてから20年。今度は新生ヴェルディが、聖地でJ1昇格への歩みを1歩進めた。15日に1試合だけ行われる松本戦に勝利すれば昇格プレーオフ圏内の6位以内に浮上する。高原は「今は試合に勝ちながらチームを作り上げているところ。コンビネーションは昔、中山さん(雅史=本紙評論家)と一緒にやっていたようなイメージが出せれば最高です」と意気込んだ。【千葉修宏】




