J2札幌が台風18号の影響で、東京都内で足止めを食らった。財前監督ら栃木遠征に同行した選手、スタッフは16日、羽田空港から空路、札幌に戻る予定だったが、天候悪化で航空便に欠航が相次いだため、移動を断念した。

 チームは前日15日の栃木戦後、バスで東京まで移動しており、都内での宿泊を1泊延ばし、今日17日のオフを使って札幌に戻る。逆転負けから一夜、今度は自然災害に巻き込まれたが、財前恵一監督(45)は「こればっかりは仕方がない。次の試合に向けて気持ちを切り替えるしかない」と話した。

 遠征メンバー不在で人数不足になったため、この日、札幌ドームサブグラウンドで予定していた道都大との練習試合は中止。また、栃木戦で左脇腹の骨と筋肉を負傷したMF河合は、明日18日に札幌市内の病院で精密検査を受けることになった。