<J1:東京1-4鹿島>◇第28節◇5日◇国立

 鹿島MF小笠原満男(34)が、J1タイ記録の15年連続ゴールで今季初の3連勝をチームにもたらした。後半22分、右サイドからのスローインに反応。ボールを受けるとゴールへ向かい、右足ミドルでゴール左上に突き刺した。主審と副審の判定が食い違い、東京の足が止まったスキを突いた。「(得点は)おまけみたいなもの」。ダメ押し点で勝利をたぐり寄せた。

 元日本代表FW中山雅史氏、G大阪MF遠藤保仁に並ぶ記録は、1つ1つ積み重ねた結果だ。「FWじゃないんでゴールにこだわっているわけじゃない。自分がやるのはチームを勝たせること」。負ければ東京と入れ替わって5位へ転落。上位争いが遠のいていた。中盤の底で踏ん張り、スキあらば前線へ駆け上がる。そうやって15年続けてきた。

 これで首位とは勝ち点3差。1試合で順位がひっくり返る。それでも「算数みたいなことを考えても今は意味がない。全部勝つことだけを考えている」。来年16年連続の記録更新は視界に入っていない。終盤戦での逆転優勝しか見えていない。【栗田成芳】

 ▼J1連続シーズン得点記録

 鹿島MF小笠原が今季J1初ゴールで、プロ2年目の99年から15年連続ゴールを達成。史上3人目。FW中山雅史(94~08年)MF遠藤保仁(98~12年)のJ1記録に並んだ。