C大阪のウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)が、「衝撃弾」を決めた。15日、合宿地宮崎で、移籍後初の対外試合となるJ2岡山との練習試合にFW柿谷との2トップで先発。前半30分にDF丸橋からのロングパスを、中央左寄りから追いかけた。ワンバウンドしたボールを約35メートルの距離から迷いなく左足ダイレクトで合わせると、強い弾道でゴールに押し込んだ。「長いサッカー人生で常に遠めからのシュートは得意にしてきた。右足でも左でも蹴れる。毎日決められるわけじゃないけど、美しい得点を決めてうれしい」。集まった3000人の大観衆からは、ため息が漏れた。
開いた口がふさがらないほどの、世界レベルのゴールだった。3月1日の開幕戦で対戦する広島の森保監督、同8日の2戦目で顔を合わせる徳島の小林監督らも視察。あまりのすごさに絶句した様子だった。新エースは後半6分のFKも無回転でゴールを強襲。GKの好守に阻まれたものの、同19分に交代するまでJ最強助っ人としての実力を見せつけた。チームに合流してまだ3日目。前回W杯のMVPが、強烈な光を放った。【益子浩一】



