<J3:藤枝0-0金沢>◇第10節◇4日◇藤枝総合運動公園サッカー場
J3藤枝MYFCはホームで、2位の金沢に引き分け、連敗を4で止め最下位を脱出した。2年ぶりにチーム復帰したDFデズモンド(25)が初先発し、対人の強さとカバリングで本領を発揮。これまでリーグワーストの20失点と守備が崩壊していたが、デズモンドが最終ラインに安定感をもたらし、5戦ぶりの無失点に貢献した。後半8分にはDF奈良林寛紀(26)が退場。数的不利になっても、攻撃陣は今季初先発のFW石井雄輔(22)を中心に縦へ速い攻撃を続け、相手ゴールに迫り続けたが、1点が遠かった。
上位の金沢から勝ち点1をもぎとり、水島武蔵監督(49)は「10人になってもしっかり体を張って守り切れたことが大きい。攻撃も連携プレーも出て次につながる試合だった」と振り返った。デズモンドは昨年末に岐阜を退団後、故郷のイタリアに戻りトレーニングを続けてきた。先週、チームに合流したばかりだが「フル出場ですごく疲れたけど、試合を重ねていけば体力も戻せる。チームワークで最後まで戦って無失点で終えたことはポジティブにとらえたい」。頼もしい助っ人の加入で、チームの攻守のバランスが上向いてきた。【岩田千代巳】



