浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(56)が来季も続投することが5日、分かった。今日6日にも正式発表される。ペトロビッチ監督は12年から指揮しており、来季で4季目を迎える。就任1年目は3位でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得。昨季は終盤に崩れて6位に終わったものの、今季はここまで首位をキープと8年ぶりの優勝を視界にとらえている。就任期間は、今季までは04~06年のブッフバルト氏と並んでいたが、4季目に突入すれば浦和最長となる。

 昨季までは攻撃力が売りだったが、今季から日本代表GK西川が加入したことで守備が安定。この日の徳島戦では1失点したものの、今季はここまで22失点でリーグ最少失点と攻守がかみ合っている。チームが成長を遂げていることも長期政権の要因だ。来季の体制を固めることで、リーグ戦残り7試合に集中する。