岡ちゃんとタッグ!?
J2札幌が、元日本代表監督の岡田武史氏(58)がオーナーを務める、四国リーグFC今治との提携を検討していることが11日、分かった。現在、タイ1部コンケーンなど東南アジアの3クラブと提携も、国内にはない。実現すれば、期限付き移籍による若手選手の実戦機会拡大と、今治からの練習参加など、双方にメリットのあるプランになりそうだ。
元札幌指揮官との連携を生かした、夢のプランが浮上した。野々村芳和社長(42)は、岡田氏がオーナーのFC今治との提携について「そういう試みはいいこと。若手選手の実戦経験を増やす場を設けることにもつながりそうだよね」と話した。
札幌は13年から東南アジアの複数クラブと提携を結び、選手交流を続けている。13年にはタイのコンケーンに中原、永坂、今季は横野が期限付き移籍をして実戦経験を積んだ。11月にはFW工藤が提携先のドンタム・ロンアンの選手としてベトナムでの国際トーナメントに出場するなど、頻繁に選手交流を進めてきた。だが、日本国内に提携クラブはなく、FC今治がパートナーになれば、カテゴリーは違えども、身近な場所に若手の実戦機会を設けることが可能となる。逆に岡田氏のFC今治から練習生を招くなど、お互いに利点が生まれるプランとなる。
01年には監督と主将として、ともにクラブ初のJ1残留を果たした間柄。野々村社長が現役引退後も交流は続いており、2人の密なラインを使えば提携プラン実現は十分、可能でもある。かつての師弟コンビが、今度は経営者同士になって、手を組むことになる。
10日に、東京都内でサッカーゲーム「ウイニングイレブン
2015」の“日本代表監督就任会見”に臨んだ岡田氏は、代表監督について「2度とやらない」と明言した。現在は指導者よりも経営者として奮闘する同氏。今でも北海道にはイベントなどで年に数回訪れるなど愛着があり、札幌との提携が実際に行われれば、強化だけでなくサポーターからの注目度も、一気に上がるに違いない。
◆札幌の提携クラブ
13年3月にタイ1部コンケーン、ベトナム1部ドンタム・ロンアンの2クラブとクラブ間提携。コンケーンには同年7月から4カ月間、MF中原、DF永坂が、今季はFW横野が期限付き移籍した。今年9月にはドンタム・ロンアンから、3人の若手選手が練習生としてトップチームやユースの練習に加わるなど交流が続いている。今年6月には、インドネシアのスーパーリーグ、アレマ・クロノスと提携を結んでいる。




