第2戦が行われ、MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)がFWオバメヤンのハットトリックなどで4-0でベンフィカ(ポルトガル)を下し、2戦合計4-1で3季ぶりの準々決勝進出を決めた。

 第1戦を0-1で落としていたドルトムントは前半4分、MFデンベレの右CKをニアでFWプリシッチが頭ですらし、ファーでオバメヤンが頭でたたき込んで先制。後半14分にはDFピシュチェクのスルーパスをプリシッチがダイレクトの右足ループシュートを決め、2戦合計2-1と逆転に成功。さらに同16分、左サイドからのDFシュメルツァーのダイレクトの折り返しをオバメヤンが右足で合わせ、さらに同40分にもDFドゥルムの右サイドからのクロスを再びオバメヤンが右足で流し込んでハットトリックを達成した。

 香川は3-0とリードした後半36分から出場した。

 トゥヘル監督は「プリシッチのことは信頼していた。彼は今日のようなプレッシャーのかかるシチュエーションにもかかわらず、ポテンシャルを呼び起こしてくれた。後半のチームの戦いは本当に素晴らしかった。ベスト8に関して願いは1つだけある。ドイツ勢同士の激突は避けたい、ということだ」と話した。