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星野純子 五輪代表滑り込み/W杯スキー

<W杯スキー:モーグル>◇第6戦◇19日◇カナダ・バルサンコム

 ソチ五輪前最後のW杯で、女子の星野純子(24=リステル)が初の表彰台となる3位に入り、初の五輪代表入りを決めた。予選を13位で通過し、決勝1回目はぎりぎりの6位で通過。初めて進出した決勝2回目でミスなく滑った。上村愛子(34=北野建設)は14位。村田愛里咲(23=行学学園教)は11位。右膝前十字靱帯(じんたい)損傷から復帰を目指す伊藤みき(26=北野建設)は大事を取って欠場した。

 降りしきる雪のなかで行われた表彰式。星野はぎこちない動作で、ポンと台に立った。初めての経験に戸惑い、上村に「愛子さん、表彰台ってどうやって立つの?」と聞いた。日本チームの公式ウエアは予選落ちしていた岩本から借りた。「びっくり。表彰台に立てるとは思わなかった」。笑顔の似合う、初々しい五輪選手が誕生した。

 五輪代表選考対象の最終戦。予選の第2エア前のターンでバランスを崩し、18・86点と得点が伸びなかった。予選落ちと諦め、3月に福島・猪苗代で行われるW杯に向けて「地元なのでがんばりたい」と話したほど。しかし、難コースに後続の選手も高得点が出ず、16人で争う決勝に13位で残った。決勝1回目を6位で通過すると、2回目も大きなエアとスピードのあるターンで、五輪金メダル候補のカーニー(米国)を上回った。「2回目に行けると思わなかったから、楽しもうと思って緊張もしなかった」と喜んだ。

 福島県猪苗代町のスキー場があるホテル、リステル猪苗代に勤めている。ジムや温泉施設の受付をしてから、併設するスキー場で練習する。W杯第2戦で10位に入り、全日本スキー連盟の五輪派遣基準突破にあと1歩としながら予選落ちが続いていただけに「素晴らしい環境は日本一。出られなかったら、職場の方に申し訳なかった」と安堵(あんど)の表情も見せた。

 夢の舞台に立つときがやってきた。小学6年の冬、02年ソルトレークシティー五輪で滑る上村をテレビで見てモーグルに興味を持った。1カ月後には地元新潟のクラブチームに入り、競技を始めた。それから12年。「憧れの場所なので、そこに行けるのがすごくうれしい。自分の一番いい滑りがしたい」。今度は自分が、日の丸をつけて滑る。【保坂恭子】

 ◆星野のW杯 10年3月の猪苗代大会で初出場。今大会まで39戦に出場し、最高位は10位だった。全日本スキー連盟の選考基準で星野(強化選手C)が五輪代表に選ばれるには、昨季と今季の通算で(1)8位以内(2)10位以内に2回(3)12位以内に3回、いずれかの成績を残す必要があった。

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