陸上の世界選手権(8月・北京)代表選考会を兼ねた日本選手権(26~28日・新潟市)のエントリー選手が12日に発表され、男子100メートルは今季10秒09を出した高瀬慧(富士通)や山県亮太(セイコーホールディングス)が名を連ねた。

 高瀬は5月に日本歴代2位の20秒14をマークした200メートルも出場予定。

 桐生祥秀(東洋大)も2種目の参加手続きをしたが、右太もも裏の肉離れで出場は難しいとみられる。

 ハンマー投げは21連覇が懸かる室伏広治(ミズノ)がエントリー。走り高跳びは戸辺直人(つくばツインピークス)と衛藤昂(AGF)が対決し、棒高跳びは沢野大地(富士通)荻田大樹(ミズノ)山本聖途(トヨタ自動車)が競う。

 女子は福島千里(北海道ハイテクAC)が100メートル、200メートルを走る。やり投げは5月に日本新記録を樹立した海老原有希(スズキ浜松AC)が参戦する。