日本陸連の横川浩会長は25日、1月の大阪国際女子マラソンで3連覇したタチアナ・ガメラ(ウクライナ)がドーピング違反で4年間の出場停止処分となった問題について「ドーピングの広がりと深刻さをあらためて痛感した」と語った。

 最近は昨年の名古屋ウィメンズマラソンを初制覇したマリア・コノワロワ(ロシア)が資格停止処分となるなど国内のマラソン大会でもトップクラスの外国選手で違反者が相次ぐ。会長は「これまで以上に徹底して反ドーピング対策に力を入れていく必要がある」と述べた。