男子第66回、女子第27回全国高校駅伝(20日・西京極陸上競技場発着)の開会式が19日、京都市のハンナリーズアリーナで行われ、女子の前回覇者、大阪薫英女学院の高松望ムセンビは「みんな力があるので、自分たちの走りをしたら2連覇できる」と自信をのぞかせた。ただ、実力者の嵯峨山佳菜未がけがで補欠に回った。安田功監督は「嵯峨山がいない時点でわれわれは挑戦者。開き直ってやる」と話した。

 男子で2連覇を狙う世羅(広島)は故障者がおらず、万全の状態で臨む。岩本真弥監督は「1区を無難につないで、3区で抜け出す。そのまま最後まで行くのが理想」とレース展開を描いた。