陸上女子3段跳びのガブリエラ・ペトロバ(ブルガリア)が2月のドーピング検査でことし1月から禁止薬物に指定された「メルドニウム」に陽性反応を示したと27日、ロイター通信などが報じた。

 23歳の同選手は昨年の世界選手権(北京)で4位に入ったトップ選手。しかしマネジャーによると、世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに加えられてからメルドニウムは使用していないと主張した。不整脈などの治療に使われ、競技力向上にも効果があるとされるメルドニウムは違反者が相次ぎ、100件を超えている。