日本陸連の年間表彰式「アスレティック・アワード」が19日、都内で行われ、最優秀選手に選ばれたリオデジャネイロ五輪銀メダルの400メートルリレーメンバー、ケンブリッジ飛鳥(23)は「もっと結果を求められる。意識も変わってくる」と決意を口にした。

 プロ転向表明後、初の公の場で「五輪で世界のプロ選手と意識の差を感じた。厳しい場所に身を置いていこうと思った」と説明。拠点を海外に移すことも選択肢にあるという。「この4人で切磋琢磨(せっさたくま)して、陸上界を盛り上げていきたい」と話した桐生は2月中旬からは約1カ月、山県らと一緒にオーストラリアで合宿予定といい、来年4月の織田記念に出場する意向も示した。