日本記録(1時間0分25秒)の更新が期待された大迫傑は後半、躍動感のあるストライドが陰りを見せ、日本人2位の6位に甘んじた。

 「脚に疲労がきて、タフなレースになった。トラックと違うきつさがあった」と悔しそうに話した。

 本格的なマラソン挑戦の時期はまだ決めておらず、今夏の世界選手権(ロンドン)はトラック種目で出場を狙う。今後も米国を拠点に鍛える見込みで「リオ(五輪)で達成できなかった8位以内を目指したい」と抱負を語った。