あのジャスティン・ガトリン(35=米国)がまた日本にやってくる。

 IAAF(国際陸連)ワールドチャレンジ第2戦「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」(5月21日・等々力陸上競技場、日刊スポーツ新聞社共催)の海外エントリー選手が発表され、リオ五輪男子100メートル銀メダルのガトリンらが名を連ねた。

 ガトリンは前回大会も出場し、2位山県に0秒19差を付ける10秒02で優勝。アテネ五輪金メダルの実力を見せつけた。15年に33歳にして、9秒74の自己記録を出した。衰え知らずの超人で、リオ五輪男子100メートル決勝のタイムは9秒89。再び世界トップレベルの走りが間近で見られることになる。

 対抗する日本勢も8月の世界選手権(ロンドン)の代表選考を兼ねた大会となる。

 他にはアジア出身者では初となる100メートル9秒台を出した蘇炳添(27=中国)リオ五輪男子やり投げ金メダルのトーマス・レーラー(27=ドイツ)リオ五輪女子走り幅跳び金メダルのティアナ・バートレッタ(31=米国)15年世界選手権で男子走り高跳び銀メダルを獲得した張国偉(25=中国)もエントリーした。