フィギュアスケート女子の本郷理華(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席し「あらためて大学生になる実感が湧いてきた。学業も頑張って、スケートでも充実したシーズンを送れるよう頑張っていきたい。五輪を目指してしっかり練習したい」とはにかみながら話した。

 長身を生かした大きな滑り、表現力が持ち味の期待の星。3月の世界選手権は初出場で6位と健闘した。シニアデビューの今季はロシア杯でグランプリ・シリーズ初優勝、全日本選手権2位と飛躍を遂げた。

 卒業した浅田真央ら数々の選手を生んできた大学の後輩となる。「世界で活躍した素晴らしい先輩たちに少しでも近づきたい。専用リンクがあって環境が整っているし、スケートに専念できる」と目を輝かせた。