陸上女子短距離の福島千里(28)が20日、プロとして活動するために、スポーツマネジメント会社「ファーストトラック」(本社・東京都中野区)とマネジメント契約を締結した。同社が20日、発表した。福島は今後はプロとして活動していくことになった。

 新しく契約選手となった福島について、同社は「日本女子史上初となる10秒台(100メートル)という夢に向け、2020東京五輪をキャリアの集大成として、新たな挑戦に乗り出します」としている。

 同社は、ノルディックスキー複合で14年ソチ五輪銀メダリストの渡部暁斗(28=北野建設)とのマネジメント契約も発表した。また女子マラソンの15年世界選手権日本代表の前田彩里(25=ダイハツ)、自転車の15年全日本マウンテンバイク選手権ダウンヒル優勝の永田隼也(28)とも契約を結んだ。

 「ファーストトラック」の公式HPは、http://first-track.co.jp/となっている。