ノルディックスキーの世界選手権は18日から3月1日までチェコのリベレツで行われる。地元札幌で行われた2年前の前回大会で日本はジャンプ団体での銅メダル1個にとどまった。メダル量産は難しいが、各種目で1けた順位を重ねて来季のバンクーバー冬季五輪につなげたい。
ジャンプは8日のW杯で3位になった36歳の葛西紀明(土屋ホーム)が好調だ。フィンランドでの直前合宿で、若手の伊東大貴(サッポロスキッド)栃本翔平(雪印)らも調子を上げている。世界の強豪との差は小さくないが、風が舞うリベレツで運を味方にできれば、団体での2大会連続メダル獲得も不可能ではない。
個人、団体とも今季W杯10勝のグレゴア・シュリーレンツァウアーらオーストリア勢を軸とした優勝争いになる。
初採用の女子は山田いずみ(神戸クリニック)に上位を争う力がある。
複合は走力のある小林範仁(東京美装)が上り調子だ。後半距離の比重が大きい22日の個人(飛躍ノーマルヒル)で初の表彰台に挑みたい。高橋大斗(土屋ホーム)は距離でどこまで粘れるか。加藤大平(サッポロノルディックク)ら若手が成長し、団体が楽しみになった。
W杯個人総合首位で飛躍に強いアンシ・コイブランタ(フィンランド)や距離で巻き返すマグヌス・モアン(ノルウェー)が覇権を争う。
距離は女子長距離の石田正子(JR北海道)がクラシカル種目で10位以内をうかがう。スプリントで女子の夏見円(JR北海道)と男子の恩田祐一(栄光ゼミナール)は、調子が上がってこないのが気掛かりだ。(共同)



