「柔道グランドスラム」は13日に大会最終日を迎える。テレビ東京アナウンサー柔道応援ユニット「柔道IPPON組」の大橋未歩アナ、秋元玲奈アナ、板垣龍佑アナの3人が、究極の柔道に迫る。北京五輪で屈辱を味わった鈴木桂治をはじめ、男子100キロ級、同100キロ超級、女子57キロ級、同52キロ級、同48キロ級と見どころがめじろ押しだ。

 大橋アナ

 男子100キロ超級の鈴木桂治選手は金メダルのアテネ、初戦で敗退した北京五輪とで天国と地獄を味わった。勝てない時期に「何でボク勝てないんですかね」と取材記者に聞いていた姿が印象的です。それでも柔道から逃げない。グランドスラムで優勝してもらいたいですね。他には女子57キロ級の佐藤選手。“寝技地獄”といわれるほど粘っこくて、外国人選手の心が折れてしまうらしいです。

 板垣アナ

 女子48キロ級の福見選手も注目です。印象的だったのが、成績が残せない時期に「心の中で弱い自分を認めてあげて、自分と対話して心の整理をした」と言っていたことです。なかなか弱い自分は認められないと思う。完全勝利に期待したいです。

 秋元アナ

 女子52キロ級の中村選手は北京五輪で銅メダルも「金以外は同じ」と悔し涙を流したほど負けず嫌い。今年の世界選手権でもけがをしている中での金メダルだったそうです。周囲は無理だと言ってたようですが「試合が始まると痛みがなくなる」と。柔道家になるために生まれてきたような選手ですね。

 最終日を迎える「柔道グランドスラム」の前に柔道界の今後の注目点を話してもらった。

 秋元アナ

 女子と男子を比較して、女子は世代交代がなされてきていると感じます。男子に関しては過去にたくさんメダルを取ってきたけど、今どこに向かっていけばいいのか模索している段階だと思います。今回のグランドスラムで次の世代がどうなっていくのが分かると思います。

 板垣アナ

 東京で行われる大会ですし、ぜひ会場に見に来ていただきたい。単純にだれが強いのか。ルールも変わって、直接の足取りが禁止になった。グランドスラムではしっかり投げて、日本柔道らしい1本が見られると思います。

 大橋アナ

 日本開催で各階級とも日本人選手が4人出場します。家族のためだったり、世界へのプライドも交錯する。みなさんには自分を4人のだれかに重ね合わせて見ていただきたいです。

 「柔道IPPON組」が道着に潜り込んで、選手たちの息吹を伝える。◆柔道IPPON組

 「日本には一本がある」を合言葉に、日本柔道世界一への道を応援、さらにその強さや柔道の魅力を普及するために結成された、テレビ東京アナウンサー5人による応援ユニット。大橋未歩アナ、相内優香アナ、秋元玲奈アナと板垣龍佑アナ、林克征アナで構成するテレビ東京初の男女混合ユニット。大橋アナは番組MC、相内アナは12月11日、13日の会場レポート、秋元アナは12日の会場レポートを務める。板垣アナは12日に行われる男子81キロ級の実況、林アナはハイライト番組を担当する。