スピードスケートの98年長野五輪金メダリストの清水宏保(34=コジマ)が、「北島流」で復活を目指す。W杯前半戦の代表選考会を兼ねた、全日本距離別選手権(24日開幕)に向け20日、会場の長野市・エムウエーブで会見。競泳平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介に近い、トレーニング科学の権威・野口智博准教授(日大)の練習メニューを取り入れていることを明かした。

 「康介の練習内容が一番進んでいる。野口さんのメニューをこなすようになって、自分の状態が分かるようになった」。昨年6月に6年間痛めていた腰の手術に踏み切った。野口氏は競泳出身ながら、清水は「インターバルの取り方とか通じるものがあった。康介にも電話で話を聞いた」と、ダッシュを織り交ぜた陸上トレーニングで復活を実感。血液中酸素などのデータを測るようにもなった。「全日本距離別では表彰台。まずはW杯代表に入る」と、10年バンクーバー五輪までの青写真を描いていた。