3日までボツワナで開催された世界リレー大会に出場した日本代表が5日、帰国前にオンライン会見を開いた。

今大会は男子400、1600メートル、混合1600メートルの3種目に出場。今大会で獲得できた来年の世界選手権北京大会の出場切符は男子1600メートルだけとなった。

「マイル侍」の1人として、敗者復活の第2ラウンドで出場切符をつかんだ第3走者・今泉堅貴(24=内田洋行AC)が、選手を代表して会見に出席。「最大の目標であった北京の世界陸上の参加権を取る目標は達成できたのは評価できるポイント」と収穫を口にした。

2日の予選ではアンカーを務めるも3組5着に終わった。「アンカーで最後順位を落としてしまって1日で北京の世界選手権の参加権を取れなかったというところは反省の残る点」と振り返る。

3日の第2ラウンドも「自分としては全く満足していない走り。まだまだ改善するポイントが多い」と話すも、首位を死守。400メートル日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(24=富士通)につないだ。

日本から移動だけでも24時間を超えた自身初のアフリカ地域での公式レース。「少し身構えていた部分もあったけど、いい意味で想像を裏切るというか。大会の雰囲気も含めてすごくアスリートとしては走りやすい環境で全体的な印象としてはすごくいいものだった」。朝には散歩の時間をつくるなど体内時計の時差調整も徹底し、大崩れしないように備えてきた。

初日は同選手権の出場権を逃し、重苦しいムードにもなった。それでも、400メートルリレー代表の飯塚翔太(34=ミズノ)や同じ400メートル選手の佐藤拳太郎(31=富士通)が明るく前向きな言葉をかけてくれた。今泉も「そこで救われた部分もあったので、そこは本当にその2人の力が大きかった」と感謝を口にする。

来年の世界選手権に向けては「まだ決勝では勝負できる段階ではない」ときっぱり言う。

ただ、「いい部分と悪かった部分を見られた大会。全員が高い意識でメダルを取るという目標をぶらすことなく、目標に向かって一致団結して努力していけば、マイルチームのレベルはもっともっと上がっていく」と先を見据えた。