<テニス:楽天ジャパン・オープン>◇4日目◇8日◇東京・有明テニスの森公園
女子シングルス2回戦で39歳の世界ランク101位クルム伊達公子(エステティックTBC)が、24歳年下の世界223位ザリナ・ディアス(15=カザフスタン)に6-2、6-1で快勝し、ベスト8に進出した。自分より2回りも若い過去最大年齢差のホープを終始圧倒して、わずか70分で試合を終わらせた。日本のエースの森田あゆみが敗れる波乱があった。
暴風雨の中を朝から約1000人もの観客が来場した。クルム伊達は24歳も若い相手に快勝して、その期待に応えた。コート上の勝利インタビューで年齢差を聞かれ「さすがに15歳は(自分の第一子ではなく)次女でもいいくらい」と、思わず苦笑した。
第1セットの第2ゲームから、一気に5ゲームを連取して力の違いを見せつけた。未知の相手ディアスの朝練習をコーチが偵察。「見た目は、フォアが強打だが安定感がない」と、簡単に弱点を見抜いて快勝に結びつけた。
これまで復帰後の最大年齢差は、今年3月の下部米レッジング大会1回戦で16歳のマケールと対戦した時の22歳差だった。ただクルム伊達は「(年齢の)若さに対する怖さは、もとからない」と胸を張る。ディアスがテニスを始めた9年前、すでにクルム伊達は引退していた。ツアー下部大会だからこそ実現した時を超えた対戦だった。


