大相撲の大関鶴竜(26=井筒)が29日、名古屋大博物館で開催中のモンゴル展を見学に訪れた。名古屋大の浜口道成総長や、ノーベル物理学賞を08年に受賞した益川敏英特別教授の歓迎を受けた。モンゴル人留学生とも面会し「自分は16歳で来日して、これしかないと思って相撲を頑張ってきた。今は夢の途中。皆さんも一生懸命やれば、きっといいことがあると思います」とエールを送った。名古屋場所(7月8日、愛知県体育館)に向けた励みになったようで「自分も頑張って国のために何かやろうという気持ちがある。留学生の人とやっていることは違うが、気持ちは同じと思う」と話した。