日本相撲協会は29日、九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。2場所連続全勝を果たした日馬富士(28=伊勢ケ浜)が横綱に昇進し、10年初場所以来、16場所ぶりに東西の横綱がそろった。

 大関陣は、秋場所を途中休場した琴奨菊、琴欧洲、把瑠都がかど番。大関3人が同場所でかど番になるのは、史上初めて。

 また、秋場所で十両優勝した常幸龍(24=木瀬)は、東前頭14枚目に昇進。初土俵から所要9場所での新入幕は、11場所の阿覧と琴欧洲を抜いて、年6場所が定着した1958年以降で歴代1位のスピード出世になった(幕下付け出しを除く)。