大相撲の横綱審議委員会(横審)が11月30日、東京・両国国技館で行われ、脚本家の内館牧子委員(61)が、九州場所で大関から陥落した千代大海(33)について苦言を呈した。千代大海が来年初場所で6敗したら引退することを表明していることについて、同委員会の終了後「力士が引退を口にしたら、辞めさせるべきなのが相撲界のあるべき姿。(初場所で対戦する)相手に失礼だ」と話した。
97年の九州場所で14日目に負け越して十両陥落が決定した小錦(元大関)を、千秋楽の土俵に上げずに引退させたことを引き合いに出し「相撲界のいいところだと思った。『6敗で引退』などと大っぴらに書かれている時点で、相撲界そのものの力が落ちている」と嘆いた。力士のけいこ不足などについても触れ「抜本的なシステム改革が必要」と話した。


