暴行問題の責任を取って2月4日に角界を引退した元横綱朝青龍関(本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ=29)は、1日発表された春場所番付に載らなかった。慣例では、場所終了後に行われる番付編成会議の時点で現役であれば、その後に引退しても翌場所の番付にしこ名が残ることが多い。同会議を経て横綱として名前が残らなかったのは、71年10月に急死した元横綱玉の海以来だが、日本相撲協会広報部は「番付作成前に引退が決まっていたので抜いただけ」と、解雇同然の強制的引退が理由ではないことを強調した。
元朝青龍関は、近しい関係者によると「現在は都内のマンションで静養中」だという。だが突然の引退発表翌日にはハワイ入り。2月24日に再来日してからも、後援会関係者などに何のあいさつもしていない状態だ。同関係者は「後援会は『引退して1カ月近くもたつのに、世話になった人たちに連絡すら入れていない』と怒っている」と、元朝青龍関を心配した。
今のところ、断髪式は10月3日に東京・両国国技館で行われることが有力。だが同関係者は「このまま義理を欠き続けて後援会を本気で怒らせるようなことがあると開催は危うい」。最悪の場合、最後の花道すら絶たれる可能性も出てきた。


