特別調査委員会は26日、野球賭博に関与した31人のほか、新たに疑惑が浮上した4人の協会関係者を事情聴取した。

 またまた賭博疑惑者が4人浮上した。協会でも報道された琴光喜らを独自に事情聴取などで調査してきた。その間にうわさで名前が挙がったり、怪しいという情報をつかんだ4人で、上申書は提出されていない。協会から調査委に報告され、この日聴取を受けた。

 望月委員は「賭博の種類については不明」とした。聴取の結果でクロとなると「あとで白状したら、心証は悪い」と調査委の伊藤座長は話した。この日は野球以外の賭博をした親方が上申書に書いていた野球賭博者と、野球以外の賭博で突出した賭け金だった者を含む6人を聴取。25日の琴光喜を含め、合計36人の1回目の聴取を終えた。

 27日には調査委が開催される。上申書と聴取内容が報告され、まずは名古屋場所に出場させるかを話し合う。さらに場所開催の可否、処分などについても協議する。