萩本欽一監督(66)率いる茨城GGが4月29日(日本時間同30日)、米国ミッドウェースタジアムで独立リーグの強豪、セントポール・セインツと対戦し3-2で勝利した。初の全米進出に欽ちゃんは「お笑いワールドシリーズ」と意気込んでいた。イニングの合間にはパントマイムを演じ、忍者姿にふんした弟子とコントを展開。球場には日本人客も多数訪れ、「欽ちゃん」コールに日本語でマイクパフォーマンスも披露した。

 ただ相手も百戦錬磨のお笑いの強豪。徹底したファンサービスに、野球で勝った欽ちゃんも脱帽。「お勉強させられた。(ネタについては)正直言って、負けたよ。9回、スキがないぐらい、お客さんを喜ばせていたからね。まだまだ欽ちゃん球団も開拓の余地があるなあ。初めての米国遠征でこんないい思いをするなんて、僕の人生で想像できなかった。野球、ありがとうだよ。今後はできれば日本に呼んで、やりたいねえ」と再戦を希望した。