欽ちゃん応援に来て!

 社会人野球、茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美新監督(24)が29日、茨城・稲敷市内で、監督初仕事となるトライアウトを行った。開会式で「やっぱり強いチームを目指したい」と力説。18歳から37歳までの23人中、再入団選手2人を含む6人を補強した。徹底した実力選考で、紅一点の女性内野手や、不合格の再考を訴えてきた選手もきっぱりと“お断り”。チームは全部で22人になった。

 厳しい監督ぶりの裏には、萩本欽一前監督(69)との約束がある。過去2度優勝した全日本クラブ選手権で、2年連続で北関東予選敗退。今月上旬に萩本の舞台を観劇した際「(本戦出場がかかった)2回戦までいったらオレ、応援行くから」と言われた。選手も兼任する片岡監督は「欽ちゃんに来てほしい。プレーヤーとしても勝利に貢献する」とフル回転を誓った。