阪神2軍キャンプの取材のため、31日から3日まで高知・安芸に滞在した。4日間と短い中ではあったが、選手たちの1軍昇格への思いを間近で体感した。朝9時30分から全体練習が始まる。ウオームアップ、ストレッチ、ベースランニング…。全てにおいて先頭に立ち、闘志を前面に出している一人の選手が目についた。脳腫瘍から復活を期す横田だ。
キャンプイン前日、矢野2軍監督が「超積極的」をテーマの1つに掲げた。毎年キャンプのウオームアップを見て思うことがあるという。「やる気あるやつは前に出てる。1つ1つの動きを丁寧にやっている。いつまでもガツガツしてやってほしいよね。俺の中では大事なことだと思う」。この言葉をふまえて、ウオームアップの先頭集団に注目した。連日、先頭に立っているのは横田だった。
前に出て行く姿勢。それはまさに矢野監督が提言する「超積極的」を体現している。横田も復帰へ向け「前だけを向いてやっていきたい」と闘志を燃やす。まだ一部別メニューの段階だが、復活がチームへ好影響を与えることは間違いない。甲子園でも先頭に立ち、チームを引っ張っていく存在になる日も遠くはない。【阪神担当=古財稜明】




