ヤクルト村上宗隆内野手(21)の強い郷土愛を感じた。28日に故郷熊本の県庁での「くまもと夢づくり賞」贈呈式と、熊本市役所での「熊本市スポーツ特別功労者」表彰式を取材した。蒲島知事には新球場建設を“直訴”し、熊本市親善大使を務める立場として「もっともっと熊本市のことを全国にPRしたいなと思っていますし、ほんとに微力ですけど、力になれればなと思っています」とさらなるアピールを誓っていた。
また「夢づくり賞」表彰の直前には、地元の少年野球チームの出迎えを受けて笑顔を見せる場面があった。優しく語りかけながら記念撮影に納まる姿は大きく頼もしく、子どもたちにとって忘れられない思い出となっただろう。表彰後の知事との歓談の中でも「(地元の子どもたちに)野球が好きということだけは忘れてほしくないと思いますし、しっかり目標を持って何事も挑戦することが大事だと思うので。勇気を持って、目標をもってチャレンジしてほしいなと。小学校のキャプテンの子が『プロに入りたい』と言ってくれて。有言実行して、周りの人たちを喜ばせてくれたらなと思っています」などと語っていた。
さらに同式典中は、熊本の人気者「くまモン」と積極的に絡んだ。くまモン特製の金メダルを授与されて記念撮影に納まると、自身とくまモンのコラボTシャツに快くサイン。県の枠を超えた全国的な人気者コンビとしてメディアに多く露出することが、熊本のPRにもつながっていく。来季の目標について「これまで同様、しっかり結果を残したいなと思いますし。またシーズンが終わって12月に帰ってきて、こういう賞をいただけるように頑張りたいなと思います」。来季も自らとチーム、そして熊本のために。きっちりと結果を出していく決意だ。【遊軍=鈴木正章】




