都立の篠崎が、初の4強進出を果たした。

 3回2死二塁から、鈴木湧捕手(3年)の遊撃への内野安打が相手失策を誘って、先制すると、5回には再び鈴木が中越え適時二塁打を放ち、追加点を挙げた。計13安打で4得点。

 投げてはエース宮沢祐馬投手(3年)から山本紘平投手(3年)につなぎ、2失点で逃げ切った。

 4安打1打点の鈴木は「今日は思い切って振ろうと思った」と喜んだ。

 牛久保和哉監督(32)は「1戦1戦、生徒が100%の力を出してくれている。本当にうれしく思います」と感激した。