15年ぶりの甲子園を目指す日大豊山が、10年ぶりの決勝進出を決めた。

 エース右腕の吉村貢司郎投手(3年)が、9回170球を投げ抜き、3安打完封した。10四死球と制球に苦しみながら、要所を締めて投げ切った。準々決勝の修徳戦に続く2試合連続完投だった。

 「初回は変化球が入らなかったけど、後半は修正できました。(決勝の関東第一戦)1球1球、全力で投げたい」と引き締めた。