早実(東京)の清宮幸太郎内野手(3年)に高校通算100号を献上した享栄(愛知)は、7月1日に一宮で、起工と初戦(1回戦)を戦う。

 4日の愛知招待試合で早実と対戦。早矢仕(はやし)飛希投手(3年)が清宮に場外へ100号となる135メートル弾を浴びた。試合は5-1で享栄が勝利。

 しかし試合後、取材されることなく球場を去ったという。この日くじを引いた池本風輝捕手(3年)は「勝ったのに僕たちの方には誰もいなくて。甲子園に絶対に出て、逆の展開にしたい。あの試合は自信にはなった。やるしかないとチーム一丸になっている。目の前の戦いを勝っていきたい」と意気込んだ。ノーシードからの大逆襲に挑む。