清宮幸太郎内野手(3年)が高校通算107号を放ち、早実が2年ぶりに決勝進出した。昨夏の準々決勝で敗れた八王子学園八王子にリベンジを果たした。

 八王子学園八王子の先発米原の遅い球やインコースを付く配球に3打席までは無安打(2打席目は四球)。2-1とリードした7回先頭の第4打席で、米原の外角低めの変化球をとらえ、左中間へ運ぶソロ本塁打を放った。試合後のインタビューで清宮は「インコースをずばずば付かれて。思い切って振りにいきました」と笑顔で振り返った。2日間、休養があったが「このままでは(八王子学園八王子に)食われると思った。引き締めなおした。みんな目の色が違った」と話した。

 決勝は30日に神宮で行われる予定で、日大二-東海大菅生の勝者と対戦する。