東海大菅生が乱打戦を制し、4年連続の決勝戦進出を決めた。

 東海大菅生打線は1回から活発だった。3番佐藤弘教外野手(3年)の内野安打で早々と先制する。3回には2者連続本塁打などで5点。4回には3点。とどめは7回、不振だった片山昴星一塁手(3年)が右翼にたたき込んで、猛追する日大二を突き放した。

 4本塁打含む15安打で11得点。これで4年連続の決勝戦となった。もっとも過去3年間はすべて敗れ、甲子園を逃してきた。若林弘泰監督(51)は「最後(決勝)だと思うから意識してしまう。次が1回戦です。3年間負けてそう思います」と笑顔で話していた。