第99回全国高校野球選手権大会の準決勝で、広陵(広島)中村奨成捕手(3年)が、前人未到の大会6本塁打をマークした。

 NHK(総合)が大会新記録となった中村の6号本塁打を生中継できなかった。ニュースによる中断の間に新記録が生まれた。ネット上では「タイミング悪すぎ」などの声が上がった。4回裏の天理の攻撃が終わった午前11時すぎ、試合中継からニュースに切り替わった。中村が1回に5号本塁打を記録したことなどを報じ、数分後に中継に戻ったが、すでに6号を打った後だった。ネット上には「(ニュースの間に)新記録のホームランを打ってあっけにとられてしまった」などと反響が広がった。