三重が東京大会優勝の強豪・日大三を8-0の大差で破り、初戦を飾った。主将の定本拓真投手(3年)が、強打の日大三打線を7安打完封。新チームになって就任した小島紳監督(28)に甲子園初勝利をプレゼントした。
5回まで定本と日大三の先発井上との投げ合いでゼロ行進。6回1死二塁から浦口輝外野手(3年)の適時三塁打で先制。さらに2点を加えると、7回には先頭打者からの5連打などで一挙5点を奪い突き放した。公式戦初完封の定本は「投げきって気持ちいいです。ストレートがいまひとつだったけど、低めに集まりコースも決まっていました」と汗をぬぐった。昨秋の東海大会で結果が出せず、大会後、主将を外された。1月に部員の投票で復帰、足りなかったチームメートとの会話を積極的にするなど主将としての役割を強く意識するようになった。「(今日の出来は)80点。もっといい球が行くと思うので」と自己採点は辛かったが「レベルの高いチームに勝って、自信になります」と笑顔を見せた。

